Linux、オープンソースについて

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私はもともとWindows系のエンジニアであった。そのためコンソール画面にコマンドライン入力を行い、サーバーやクライアントを管理するなんて、考えもしなかった。Microsoft Visual Studioが大好きで、Windows Loveであった。

2000年前後、ブロードバンドが普及し、ADSLを導入した。仕事ではMicrosoft一色だったため、ASPを用いたWebアプリケーションなんかを開発していた。WindowsのWebサーバーといえばIISがデフォルトであり、その脆弱性は、かなりのものであった。自宅にADSLを導入したはいいが、ただ単にWebサーフィンが速いというだけで、どうもせっかくのブロードバンド回線を活かせていないような気がした。

そんなある日、「Linuxでサーバー構築」的なムック本を購入し、恐る恐る自宅サーバーを構築した。それからLinuxというか、オープンソースのありがたみ、もしくはそのパワフルさに圧倒されて、サーバーはLinuxじゃなきゃ話にならない!と考えるようになった。

Linux上にApache、Postfix、Proftpd、Sambaなどを入れて、外部公開サーバー 兼 、宅内共有サーバーを構築したりしていた。宅内サーバーはそれ以来ずっと利用し続けている。

そして、ここ3年ほどは、オープンソースを利用した開発をすることが多くなってきた。調べ物をしていると、iPhoneの普及、IntelCPU搭載などで、一気にMacPCが普及したこともあり、Web上の技術情報なんかは、Macクライアントをベースに記述されているものが多くなってきた。もちろんWindowsベースのものも多いが・・・。

なんとなく昔からMacというものに馴染みがない。そんな私が、iPhoneなど購入してみたが、Mac系OSは決められた枠組みの中で遊ぶというニュアンスを拭い切れないのである。そして。思い切って2年前、仕事で使うクライアント端末をWindows7から、Ubuntuに切り替えてみた。

切り替え当初は、きっと数ヶ月以内でWindowsに舞い戻るんであろうと予想していたが、意外や意外、Ubuntuを2年近く開発クライアント & 日常的なクライアントOSとして利用している。Ubuntuを開発クライアントとして利用することのメリットは、コマンドラインベースで開発環境をあっという間に構築できてしまうことにある。そして、無償であることもやはり大きなポイントである。

Ubuntuいいよ!

って言うことも伝えつつ、単にひとりよがりなLinuxおたくでは寂しいので、Ubuntuを開発クライアントとして、オープンソースベースの開発について、あれこれとお伝えしていければと考えています。

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